お金のお話し

注文住宅を建てる際のお金のおはなし

住宅購入予算

住宅購入予算

1 必要となるお金の
全体像を把握しましょう

▶︎購入時にかかるお金

・頭金(一般に土地+建物価格の1〜2割程度は必要)

・諸費用(税金や各種手数料)

▶︎購入後に必要となるお金

・住宅ローン(月々、ボーナス時)

・維持費(税金、修繕・リフォーム費)

買う前、買った後もいろいろお金が必要です。
しっかり計画を立てましょう。

2 購入資金を確保しましょう

•頭金をしっかりためましょう。

•細かい家計の見直しから頭金や住宅ローン返済資金を捻出しましょう。

•可能な人はご両親に援助を頼んでみましょう。

写真:

3 買える額はいったいいくら?

•これらを自己資金(頭金)+住宅ローン借入額で賄います。

•貯金全額を頭金に充当は危険です。いざというときの蓄えや、近い将来に必要な予備費用も重要です。

•金融機関等のWEBサイトでシミュレーションしてみましょう。いくら借りられていくら返せるのかを調べ、実際いくらまでなら買えるのか調べてみましょう。

予算をしっかり把握しましょう。
余裕のある資金計画を立てましょう。

住宅ローン

写真:土地

どのくらい借りる•借りられる

一般に年収の5倍~7倍ともいわれることもありますが、ご本人の年齢•家族構成などで大きく変わってきます。

借りられる=借りるではありません。

余裕をもって返済できるかも重要です。

住宅ロ一ンの種類

•住宅金融支援機構+民間の「フラット35」

•民間ローン銀行、住宅ローン専門会社など

•公的ローン財形住宅融資や各自治体で制度があるところもあります。

買える額はいったいいくら?

全期間固定金利型

借り入れの当初から全期間にわたり、金利が固定されるタイプです。全期間金利がずっと同じタイプと、途中から金利が上がる段階金利型があります。

メリット

共に全期間金利が固定されるため、返済額も確定し、安定した返済計画が立てられます。
また将来、市場の金利が上がった場合でも、借入時の金利が適用されるので、返済額は変わりません。

デメリット

一般に金利が高めに設定されています。また将来、市場の金利が下がった場合でも、借入時の金利が適用されるので、返済額は変わりません。

固定金利選択型

固定金利特約型とも呼ばれ、借り入れ当初から一定期間(5年、10年、20年など)特約により金利が固定されるタイプです。固定期間終了後は、変動金利型を選ぶことも、再び固定金利選択型を選ぶこともできます。金利はその時点のものが適用されます。一般に固定期間が短いほど金利は低く設定されています。

メリット

借り入れから一定期間の返済額を固定できるので、固定期間が終了するまで毎月の返済額が増える心配はありません。また全期間固定金利型にくらべて低金利が設定されています。

デメリット

固定期間終了後は、市中金利の上昇に伴い返済額が増える可能性があります。

変動金利型

市中金利の変動に応じ、適用金利が変わるタイプです。

メリット

一般に3つのタイプの中で、最も金利が低く設定されています。今後も金利が上昇しなければ、ずっと低金利のメリットを享受できます。

デメリット

市中金利が上昇すると、一般に高い金利が適用され、返済額が増えてしまいます。

無理なく賢く借りるには情報収集が必要。
金融機関等のWEBサイトでのシミュレーションや住宅展示場など
で実施している相談会も活用しましょう!

住宅ローンを借りると生命保険の代わりになる?

写真:土地

団体信用生命保険とは

住宅ローン契約者に万ーのことがあった場合、残りのローンを肩代わりしてもらえる住宅ローン専用の保険です。多くの住宅ローンの借り入れ条件として設定されているため、住宅ローンを借りる人の多くが加入します。最近では三大疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)や、これに5つの重度慢性疾患(高血圧症・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変・慢性すい炎)を加えた八大疾病特約付きの団体信用生命保険もあります。

今入っている生命保険の見直しも可能

住宅ローンを借りる前に、生命保険に入っている場合は、団体信用生命保険と内容が重複する場合があります。その結果、ムダな保険料を払うことになる場合もあるので、これを機会に生命保険を見直すことで、家計全体を見直し、賢く住宅ローンを返済していきましょう。